接客を良くすると売上は上がるか?客数は伸びるか?
の問いには間髪いれずに私は「NO!」と答えます。
私は会う人にこんなことを言います。
飲食店は「美味しい」順に売れていない。「価格が安い」順に売れていない。「接客が良い」順に売れていない。「席数が多い」順に売れていない。などなど…言ったらキリがありません。
まぁ飲食店に限ったことではありませんね。
なぜ、こんなことを伝えるかというと、多くの人が売りたいと思って行動することが間違ってしまうからなんです。
LLSPECは応対術ですから、こんな考え方をします。
たとえば、値段に見合ったそこそこの料理が売っているお店があります。
顧客は何をしたいでしょうか?店に何を望んでいるでしょうか?顧客は食べる(飲む)ために来店します。その目的を達成するのが1番のはずですよね?
この目的を度外視して「接客が良い」ことをやってしまうのが「間違ったこと」なのです。顧客は早く注文して、早く食べて(飲んで)、早く帰りたいのです。
「お辞儀は90°腰を折って頭を下げましょう」なんて良い接客の手本があったとします。
たぶん、顧客は「そんなお辞儀いいから早く注文させてよ!」って思われている瞬間があることを知ることが大事なのです。
一般的に言われる「良い接客」が一概に顧客にとって良いことではないのです。だから、「接客が良い」=「売上が上がる」とはならないのです。
接客が良いとか悪いとかの次元ではないところで行動していかなければならないということです。
顧客は料理の美味しさ、安さ、接客の良さ、お店の格好良さだけに反応しているわけではありませんね。
「数字が伸びたら正しい」を積み重ねてきた成功事例がLLSPECです。接客ではないのでFFS(ファストフードサービス)業態でも割烹業態でも様々な業態で数字好転しました。
面白いでしょ?
まずはこのページを読んでみてください。http://assp1.little-lion.com/